RF武道空手協会発足の流れ
日本で年間3万人を超える自殺者、増え続ける不登校・ひきこもり・ニート等心の問題を抱える現代の青少年と共に日本古来より受け継がれている武道を通した実践教育を理念として、微力ながら青少年健全育成に貢献しようと活動しております。
日本武道総合格闘技連盟(以下当連盟)が発足して14年。そんな武道教育の活動が功を結び、飛躍的に競技人口が増えています。全国大会では、当連盟 加盟団体をはじめ様々な格闘技団体の選手も多数出場され、大会規模も拡大しています。そんな中で従来のポイントルールとは別に有段者や上級者用に今までのルールからワンステップアップできる2つのRFジュニアルールを新設しました。(詳しくはルールブックページをご参照ください)特にRFエキスパートクラスルールは従来のポイントルールではなく、世界の一大潮流であるMMA(総合格闘技)の特色である関節技・絞め技を解禁した(一部制限有)、より実践的なジュニア格闘技ルールになります。
- 格闘技としての「実践性」
「実践性」-打劇・投げ技に加え、極め技(絞め技)を導入することでより様々な闘い方が選択でき、格闘能力の高い強さを追求できます。またK・O&ギブアップによっても勝敗が決するため、判定が非常に分かりやすくなります。
- 事故を未然に防ぐ「安全性」
「安全性」-関節技や絞め技は、一見危険に見られがちですが、投げによる頸椎損傷や脳へのダメージよりはるかに安全に決着つけられ、主審の見込み一本(レフェリーストップ)を瞬時に判断することで怪我の防止につながると考えております。そのためジュニア格闘技において選手への安全性の向上・適正な勝敗の裁定を高めるためにライセンス制度を設けて審判の技術向上を図っています。
- 武道としての心身の成長を促進する「教育性」
「武道の教育性」-格闘技の試合は日常生活とは違う闘う恐怖・緊張が生まれます。しかしながらその心をコントロールし、身体表現につなげることは「心・技・体」の調和に必要不可欠です。また対戦相手と向き合い、全力を尽くして闘うことで自然と感謝の気持ちが表れ、礼儀や心身の成長につながると実感しています。
※3大原則を拡大・発展させるべくRF武道空手協会はルールの管理委員として将来、世界で活躍できるような日本の武道空手を背負う人材の育成を目指し活動しています。