日付

12月5日

場所

長野県飯田市武道館

大会名称

全日本RF武道空手道選手権　チャレンジカップ

コロナ渦の影響で約２年ぶりに開催となった全日本大会。
最も注目されたカードは重量級2019ＲＦ全日本大会で81kg級優勝者　湊クレベル選手＜上伊那支部＞VS同大会91ｋｇ級優勝者の津田英治選手＜東京小金井支部＞の一戦！
前大会両者共圧倒的な強さで1本勝、KO勝ちをしており、クレベル選手が1階級上げ、今回ワンマッチとなる1戦が決定した。
試合は開始僅か1分で決着がついた、湊クレベルの右のクロスストレートがクリーンヒットし、津田が倒れこむ。まさかのど派手な失神KＯ劇に会場が沸く！
他には66ｋｇ級出場のプロ選手で活動もしている野木崇政選手＜上伊那支部＞が安定した戦いぶりで初優勝を果たした、野木選手も最近のプロ戦では成績が振るわなかったが、全試合を通して、ほぼ被弾せず、試合巧者ぶりを見せつけ＜ゲームマスター＞の異名通り試合をコントロールして、全日本ＲＦ大会初優勝を果たした。

マスターズ73ｋｇ級にて過去大会3度の優勝経験を誇る斎藤天選手＜高森道場＞VS柔術黒帯、絶対的な極め力を持ちプロ選手でもある工藤修久選手＜東京小金井＞が対戦。
圧巻の寝技力で工藤選手が斎藤選手から腕十字を極め優勝を果たしました！

個人的に注目したのは東海支部の岩本選手。派手な勝ち方はしないものの、着実に実力をつけてきてアマチュアDEEPなどでも勝ち星がある選手です。
実は今回一番固く優勝しそうだなと個人的には注目していました。決勝戦、パンチの被弾はあるものの、顔を打たれても受け流しの上手さで、徐々に相手を削り、グラウンドの展開を作ると岩本選手の独壇場でした。悲願の初優勝を果たし、昇段を確定されました。
これぞRF空手という試合を見せてくれたマスターズ-66ｋｇ級の岩崎紀夫選手。
今年から東京小金井支部職員に抜擢され、現在指導している立場ながら、自身の鍛錬を怠らず、出場し見事初優勝を果たした、禅道会空手の雄、宮澤正彦選手を手数とヒット数で上回り、優勝を果たした事は非常に大きな事ではないでしょうか？
まだまだコロナ渦で海外選手を招聘できない状況ではあるものの、空手道禅道会の発祥の地飯田市で開催された今大会は大変な熱を帯びた大会となりました。

大会結果

全日本RF空手一般男性６６㎏以下級　
優勝　野木崇政　上伊那支部

全日本RF空手一般男性７３㎏以下級　
優勝　岩本龍典　東海支部

全日本RF空手一般男性９１㎏以下級
優勝　湊クレベル　上伊那支部

全日本RF空手マスターズ６６㎏以下級
優勝　岩﨑紀夫　小金井支部

全日本RF空手マスターズ７３㎏以下級
優勝　工藤修久　小金井支部

RFマスターズルールワンマッチ
勝利者賞　松村康貴　総本部道場

RFアクセスルール
優勝　窪田雷也　諏訪支部
準優勝　呉羽蓮　長野支部

女子シニアルール
勝利者賞　黒河内円花　上伊那支部

RFジュニアエキスパートルール　Aブロック
勝利者賞　堀口将汰　高森道場

RFジュニアエキスパートルール　Bブロック
勝利者賞　中島彪冴　世田谷道場

RFジュニアエキスパートルール　Cブロック
勝利者賞　安西颯世 栃木道場

RFジュニアエキスパートルール　Dブロック
優勝　谷村泰和　上郷道場

RFジュニアエキスパートルール　Eブロック
勝利者賞　林心成　栃木道場

RFジュニアエキスパートルール　Fブロック
優勝　寺島温　拳幸塾
準優勝　谷村武佐士　上郷道場

RFジュニアエキスパートルールGブロック
優勝　藤川アヴィア　小金井支部

RFジュニアエキスパートルールHブロック
優勝　筧庵待　三村道場