8月10日(金)~11日(土)長野県伊那市「国立信州高遠少年自然の家」にて「2018年 U18強化選手合宿」が行われました。
今年より禅道会では日本国内18歳以下クラスのレベルアップを図るため、指定強化選手制度を開始、過去の実績により指定強化選手が選ばれました。記念すべき禅道会創立20周年の年に第一回目のU18強化選手合宿です。
10日午前中に各地区から指導者と参加者たちが集まってきました。関東・東海・北陸・関西・中国地区からと広範囲の参加となりました。
実行委員長今津支部長、技術部長青木支部長の挨拶で合宿開始です。
「今回のこの強化選手合宿は、各地区で行われている下帯から参加できる合宿とは違います。強化選手に選ばれた君たちが実力をつけるため稽古中心の合宿となります。各自気を引き締めて臨むように」と今津支部長。参加者たち気が引き締まります。
今回初の強化選手合宿にて、普段とは違う相手とのスパーリングや対人練習でとても充実した稽古になりました。お互いが良き仲間と練習相手であり、良きライバルにもなります。切磋琢磨し向上していってもらいたいですね。合宿開始時は皆、緊張していましたが、参加者同士が少しずつ打ち解けてきてリラックスして頑張ることができました。
10日まず初めの昼間の稽古では、小沢首席師範の講習会で基本的な戦術をご指導頂きました。強化選手たちはここのところをしっかりと抑えてもらいたいと思います。
小沢首席師範からごあいさつ
稽古開始!!
普段の稽古中にある正座や蹲踞の姿勢などもご指導頂きました。普段やっていることの意味を自覚することが大切です。
小沢首席師範の実技講習
青木隆明技術部長(全日本73キロ以下級8回優勝)と松井英夫師範代(全日本66・73・81以下級3階級優勝)が手本役を務めました。
小沢首席師範講習を熱心に聴く参加者たち
次に新潟の夢源会代表師範 岩木秀行先生からご指導頂きました。岩木先生は総合武道系世界大会優勝のすごい実績をお持ちの先生なのです。新潟で総合空手道場と学習塾を主宰され、さらには児童たちの護身術と危機回避の指導を地域小学校に回って講演されていらっしゃいます。
世界大会優勝のご経験は本当に貴重なお話です。技術面だけでなくメンタル面である心構えを学ぶことができました。遠くからお越し頂き本当にありがとうございました。感謝
温厚で優しい岩木先生の体験談に、参加者たちはのめり込むように聞き入っておりました。
引き続き各グループに分かれ講習と反復練習。担当の先生から指導を受けました。
小学生低学年男子は西川支部長
小学生高学年男子は松井師範代
中学生~高校生男子は青木技術部長
小学生~中高校生女子は中島康喜道場長
夜の稽古では、松井師範代号令のもと、念入りなウォームアップ、立組技~寝技のための受身・腹ばい・エビなどみっちりと、最後は試合形式でスパーリングを行いました。
最後の試合形式の稽古では、審判の先生から一試合ごと指導を受けました。参加者は一試合終わって直ぐに良かったところと問題点修正点を確認できて良かったと思います。
一日目終了。お疲れさまでした!
翌日11日は5時30分起床し、ランニングと補強トレーニング。本部職員松井師範代の号令。
ハードでしたが皆よく頑張りました。
午前の稽古では、組技講習。講師は青木技術部長と松井師範代。
最後の稽古では、各グループに分かれて講習と反復稽古。
打撃講習 西川支部長
立組技講習 松井師範代
寝技講習 青木支部長
打撃のミットとスパー 中島裕道場長
最終稽古終了!!
たいへん有意義な合宿となりました。参加者は合宿で学んだことを活かし、各道場に持ち帰り稽古で反復し身につけることが大事です。そして9月30日の全日本RF大会、11月4日の全日本ジュニアRF大会に向けて頑張ってもらいたいと思います。押忍!!