広島山口支部 支部長岩間です。
3月25日(日)「中国地区昇級審査会およびRF武道柔術中国地区大会」について報告させて頂きます。
今回が中国地区、今年初めての審査会と大会となりました。
審査会では、今年第一回目に相応しくよく気合が出ていたと思います。
検定員今津先生(長野中信支部長)の講評で「気合が大きくて良かったですが、終わりのほうで気合が小さくなってきたので、基本稽古・移動稽古の全体を通して最後まで気合が出るように。あと全体的に皆、構えのガードが低かったです。人間の顔面、頭部は、眼球や脳があり、ガードは人間の大事な頭部を守るために大切なので気をつけて稽古していって下さい。」と指導を頂きました。
広島山口支部及び西日本の支部長道場長、少年部生に「ガードを上げなさい」と指導はしてきたのですが、その意味合いまではあまり説明してこなかったと思いますので、少年部たちもイマイチ気をつける意識に結びついてなかったと思います。指導者たちもなるほど確かにと意識を考えさせられる審査会となりました。指導者、受験者だけでなく、保護者の皆様にも技術的なことをご理解頂ける良い機会でした。
そして午後のRF武道柔術中国地区大会。
昨年まで中国地区の組技大会は禅道会内のみで行われてきたのを、今年はRF武道空手道20周年でもあり、西日本地区の「RF武道空手道普及」と「RFルール技術向上」を考え、打撃大会と同じように他団体さんもご参加頂けるよう企画しました。
大会出場者は111名。
中国地区大会の常連団体さんである毛利道場、観己流、優志塾、武道塾、今回初参加の少年柔道クラブ八次柔道場、そして禅道会からは長野県より中信支部、阿南道場、根羽道場、中川道場、西日本地区からは播磨道場、島根道場、主催支部の広島山口支部の各道場まで、幅広く多くのご参加を頂きました。
(中国四国地区の毛利道場、観己流、優志塾、武道塾、長迫道場の皆様には、長野県開催の全日本ジュニアRF大会にもご参加頂いております!)
第一試合場では、少年部の投げ~抑え込みポイント制ルール、 第二試合場では、少年部のジュニア柔術ルール(関節技絞め技あり)と一般部 今回、中国地区大会としては初の少年部関節技絞め技ありのルールが行われ、更には多くの道場からの参加で場内は大いに盛り上がりました。 第一試合場では、優志塾、観己流、八次柔道場、そして禅道会各道場の熱い対戦があり、投げ~抑え込みポイント制ルールらしく動きの速い展開となりました。全体的に各道場の皆さん、投げ~抑え込みでポイントを取れるようしっかり練習をされてこられたのがよく分かります。
常連団体さんである優志塾さん、観己流さんは元気良く投げを取りに行き、積極的に前へ前へ出て技を仕掛けようとしてました。柔道である八次柔道場さんは強かったです。半端ない集中力と落ち着きがありました。日ごろの稽古からくるものでしょう。試合のときだけ本気を出そうとしても普段の稽古の積み重ねがなければそういう雰囲気は出せません。各団体さんを見習いたいです。でも禅道会の選手たちもよく頑張りましたよ!
第二試合場では、毛利道場、武道塾、そして禅道会各道場の対戦となり、少年部ポイント制から発展した寝技の比重が高いジュニア柔術ルールはとても見応えがありました。毛利道場さん、武道塾さんの少年部の皆さん、ずいぶん前から長く関節技絞め技を稽古されており、昨年の全日本RFジュニア大会にもエキスパートルールにてご参加頂いております。
禅道会の長野県、島根、播磨、広島山口支部の選手たちも良く健闘し、今回は第二試合場の少年部と一般部ともに、できるだけ試合経験を積めるよう敗者戦(敗者どうしの試合)を組み、一人2試合以上を行いました。これは試合経験を積むためにとても良かったと思います。 第二試合場には長野県選手が多く参加してましたので、皆さん応援がとても大きく盛り上がり、ふと気づくと試合場がナント「長野県ワールド(笑)」に!今回は今津支部長、小澤貴道場長が多くの選手を募り、保護者さん、監督、マネージャー、審判員を引き連れてバス遠征して来てくれたのでありました。感謝。
今回の来賓として、RF武道空手協会の特別運営顧問「総合武道 絆會黒木道場 黒木克昌先生」に来広頂きました。先日に特別運営顧問を快くお引き受け頂き、当大会には翌日から黒木道場春合宿があるにも関わらず、お忙しい中、東京から広島まで駆けつけて下さったのでした。本当にありがとうございました。
組技は受身が取れないと大きな事故に繋がることもあるので、安全管理には十分注意するのですが、特に何もなく無事に終了しました。
あと、大会自体は審査会より敷居が高いこともあり、参加しにくい傾向がありますが、今回は「少年部5級以下には実力を合わせた組合せをするので積極的に大会参加し頑張りましょう!」と呼び掛け、大会募集をしました。結果多くのご参加を頂き、とても良かったと思います。 大会の主旨をご理解下さり多くのご参加を頂き、各団体の先生、保護者様、選手の皆様ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
次回は、7月15日(日)に「RF武道空手道中国地区大会」を開催します。すでに関東、中部、北陸、関西、中国、四国、九州地区の団体様より参加をご連絡表明頂いております! 皆様、奮ってご参加下さい。お待ちしております。押忍!
試合結果
- 開催日
平成30年3月25日(日) - 会場
廿日市市スポーツセンター武道場 - 主催
NPO法人日本武道総合格闘技連盟 空手道禅道会広島山口支部
年中の部
- 優勝
- 望月龍晟 禅道会観音道場
年長の部
- 優勝
- 森永陽 観己流
- 準優勝
- 前田蒼太 禅道会播磨道場
小学1年生の部Aブロック
- 優勝
- 三田育夢 禅道会安佐南道場
- 準優勝
- 池淵愛永 禅道会島根道場
小学1年生の部Bブロック
- 優勝
- 別所歩 禅道会岩国道場
- 準優勝
- 大原康右 観己流
小学1・2年生女子の部
- 優勝
- 小松華音 禅道会呉道場
小学2年生の部Aブロック
- 優勝
- 内藤琉依 八次柔道場
- 準優勝
- 金藤恵太 禅道会安佐南道場
小学2年生の部Bブロック
- 優勝
- 渡橋尚紀 禅道会呉道場
- 準優勝
- 香江旬哉 禅道会呉道場
小学3年生の部Aブロック
- 優勝
- 岡浦脩市 禅道会呉道場
- 準優勝
- 大石陵馬 禅道会三次道場
小学3年生の部Bブロック
- 優勝
- 上浦汰雅 禅道会呉道場
- 準優勝
- 石田遼太郎 禅道会安佐南道場
小学3・4年生女子の部
- 優勝
- 森永侑 観己流
- 準優勝
- 遠藤陽愛 禅道会呉道場
小学4年生の部
- 優勝
- 水本悠我 優志塾
- 準優勝
- 道本俊汰 禅道会呉道場
小学5・6年生の部Aブロック
- 優勝
- 中本陽斗 禅道会播磨道場
- 準優勝
- 金藤陽翔 禅道会安佐南道場
小学5・6年生の部Bブロック
- 優勝
- 内藤莉久 八次柔道場
- 準優勝
- 高杉快斗 禅道会廿日市道場
小学5・6年生の部Cブロック
- 優勝
- 田邉優音 八次柔道場
- 準優勝
- 川口黎 八次柔道場
小学5・6年生の部Dブロック
- 優勝
- 田邉煌成 八次柔道場
中学生の部
- 優勝
- 榎本評 禅道会三次道場
- 準優勝
- 湊琉稀 禅道会観音道場
小学3・4年生RFジュニア柔術の部Aブロック
- 優勝
- 西田誠真 毛利道場
小学3・4年生RFジュニア柔術の部Bブロック
- 優勝
- 和田駿佑 禅道会呉道場
- 準優勝
- 小椋璃久 禅道会呉道場
小学5・6年生RFジュニア柔術の部
- 優勝
- 杉野功征 禅道会呉道場
- 準優勝
- 鈴木丈太郎 禅道会根羽道場
中学生RFジュニア柔術の部
- 優勝
- 満田悠 禅道会安佐南道場
- 準優勝
- 上瀬斗天 毛利道場
女子の部
- 優勝
- 桒原来夏 禅道会中信茅野道場
青年男子5級以下の部
- 優勝
- 丸目大介 禅道会呉道場
- 準優勝
- 藤岡翔平 禅道会呉道場
青年男子4級以上軽量級の部
- 優勝
- 矢島海飛 禅道会中信諏訪道場
- 準優勝
- 宇根空矢 禅道会岩国道場
青年男子4級以上重量級の部
- 優勝
- 中澤卓也 禅道会廿日市道場
- 準優勝
- 那須育夫 禅道会廿日市道場
敢闘賞
年長の部
- 北尾唯人 禅道会廿日市道場
小学5・6年生RFジュニア柔術の部
- 金井大地 禅道会中信諏訪道場
特別賞
小学1年生の部Bブロック
- 井上寛太 禅道会呉道場
小学5・6年生RFジュニア柔術の部
- 宮島暖斗 禅道会阿南道場